ぽろぽろこぼれる

888企劃主宰・馬原颯貴からぽろぽろこぼれる言葉を記録する。

ゴミ。

今日の話じゃないんだけどね。

 

 

ゴミを出すのを忘れたんです。

 

生ゴミじゃないタイプのゴミなんだけど。

 

 

それが玄関にいるんです。

 

 

こう、なんというか、失敗が目に見えて残っているのって、つらい。

 

 

 

失敗は消えない。

 

 

嫌な思い出ばかり覚えている。

 

 

高校生の時、スポーツ大会で運動できないチームでバスケに出場させられて、陽キャ(当時はそんな呼び方は浸透してなかったけど)軍団に完敗させられたこと。ひたすら得点を入れられ続け、通りようもないパスや、入りようもないシュートを入れ続けた20分間。苦痛でしかない時間。観客の呆れた顔。0点の得点板。あるはずもないビギナーズラック。失望と、軽蔑の目。

 

 

 

 

来週、またゴミを出せば、この失敗は目の前から消えるけど、

 

失敗した事実はずっと記憶に残り続ける。

 

 

忘れたくても。

 

忘れられない。

 

 

 

「嫌な思い出」の日はいつですか。

 

回収に間に合うように、玄関先に出しておくので。

 

誰か持っていってくれませんか。

 

これ、ゴミなんですけど。

 

 

 

 

 

 

ではまたあした。