ツイッターにも書いたけれども、
一度書き上げた戯曲を、物語の核に絞ってまるっと再構成しようとしているのだが、なかなか難しいな。
— 馬原 颯貴 (@MaharaSohki) 2020年7月26日
と思っている。
実は先日、舞台の脚本を書き上げた。
しかしそれはあまり出来がいいとは思えなかった。
とりあえず、なんとか書き上げなければと思って書いたのだ。
急ごしらえの作品で、人様に発表できるレベルのものではなかった。
これはよくない。
内容はSFである。
がしかし、登場するガジェットや、それによってもたらされるさまざまな事柄、そして物語のトリックと、説明するものが多すぎるのだ。
物語としては不十分。そう思った。
当たり前だけど、初めっから良い作品が書けるわけではない。
納得しないのだ。読者でなく、僕が。
いままでは実は、そのようなことはあまりなかった。
割と、書き上げると、納得した。
僕自身の目線のレベルが上がったのか、書き手としてのレベルが下がったのか、わからないけれど。
そして、昨日今日とインプットに励んだ。
励みすぎて熱が出た。知恵熱だろう、きっと。
そうしてインプットしていると、全く関係ないところで、ふっとアイデアが浮かんでくる。
読んでいたのは科学技術に関する専門書だったが、浮かんだのは物語としてのアイデアだった。
これはいける。
インプットというのは大事なものだ。
これからも精進していこう。
来年くらいに、戯曲としてきちんと発表できるといいなあ。
ではまたあした。