一年の感覚を、みんなはどのように感じるだろう。僕はいつも脳にカレンダーが現れる。
しかしそのカレンダーは一般的なものではない。
ざっくり言うとこんな感じだ。
汚い字だけどそこは見逃して。
日付を言われると、まずこの絵が頭に思い浮かぶ。ドーナツのように円形だ。そしてこれをくるくる回して、当該の月を凝視する。すると予定が浮かび上がってくるという仕組みだ。
……しかしこのカレンダー、なんだかおかしい。
そう、8月が長いのだ。
8月は31日。これはいつの時代も変わらない。
1月も、5月も、31日。なのに、8月だけ長く感じる。不思議だ。夏休みのイメージが強すぎるのだ。
この脳内ドーナツカレンダー、高校生までは8月までが夏休みで塗りつぶされていたものの、大学に入ると夏休みが9月にずれ込むので感覚がバグった。一年で中退したんだけど。
しかし学校というものに通わなくなっても、8月はこの大きさである。
そして三学期に値する1,2,3月はとても短い。
校長先生がよく話していた。
「1月は行ってしまう、2月は逃げてしまう、3月は去ってしまう」
そのイメージが残っているのかもしれない。
こういう感覚、みんなにもきっとあるんだと思う。どうだろう。
縦に1列のカレンダーになっている人や、正確に、手帳やアプリのカレンダー通りに思い浮かぶ人もいるかもしれない。月曜始まりかもしれないし、日曜始まりかもしれない。
みんなの脳内カレンダーのパターンを募集したい。
したい気持ちだけなので、しないけど。
ではまたあした。