ぽろぽろこぼれる

888企劃主宰・馬原颯貴からぽろぽろこぼれる言葉を記録する。

6アンダーグラウンド。

今日お勧めするのはこちら。

 

「6アンダーグラウンド

ライアン・レイノルズ主演のNetflixオリジナル映画。

テレビCMが結構放送されていたので、それで目にする機会は多かったかもしれない。

死を偽装して姿を完全に消した極秘チームが、社会の悪を裁いていく話。

こちらは昨日一昨日紹介したスタイリッシュアクションとは一味違う。

主人公の“One”は、有り余る財力を使い作戦を立てている。バットマンが「ジャスティス・リーグ」で「私の特殊能力は"リッチ"」と言っている通り、金持ちであることは特殊能力なのだ。

他にも、ドライバー、医療、射撃など、様々な分野のスペシャリストが集まって仕事をこなしていく。

その様が、当然かっこいいんだがそれだけではない。普通のアクション映画よりもギャグ要素が多めで、かっこいいだけを是としない。

通常、日常や会話のシーンではコメディ要素、戦闘シーンはバッチリ決める、というような映画が多い中、この映画はアクション中もふざけてる。いや、真面目なんだろうけど。

悪く言えば「メリハリがない」というか……でも実際メリハリなんてある方が不自然だし。

これがどういう効果を生み出すかというと、「ドヤ感がない」のである。

ドヤ感ないということは、つまり、キャラクターがストーリーの中でしっかり生きているのだ。それを随所で、ひしひしと感じる。

「社会から見えない幽霊になる」というのが映画のコンセプトではあるのだが、その実「生きている」と感じるのは、なんとも素敵なところだ。

実際幽霊になるわけじゃない。使命のために、必死に生きているのだ。影としてこの世界をより良くするために。

 

そしてこの映画のいいところがもう一つ。

音楽。

この音楽がかっこいい。

なんか……もう、こればっかりは見てもらうしかないんだけど。

いいから。見て欲しい。

 

 

ではまたあした。