ぽろぽろこぼれる

888企劃主宰・馬原颯貴からぽろぽろこぼれる言葉を記録する。

服装。

服装の話って難しい。

 

男性がネクタイや背広を着て革靴を履くのは、その方がカッコいいからだよ。

女性がスーツにヒールのある靴を履かされているのはね、カッコいいからだよ。ヒールの低いパンプスでもいいと思うけど。

流石に、スーツにスニーカーはダサい。

 

僕も一時期はひねくれていて、スーツに足袋を履いて怒られました。カッコいいじゃんと思って履いてました。でもやっぱり落ち着いて見るとしっくりは来ないよね。

革靴履いた方がカッコいい。

「まるでスニーカーの履き心地!」って革靴あるけど、やっぱそれだとダサいんだよね。なんか。

で、ファッションの良し悪しって言葉ではなんか表せないわけ。なんかダサい。なんかカッコいい。わかんないけど、わかる。

そういう、「言語化できないこと」だからこそ議論は執着しないんだ。

スタイルというか、文化というか、形式というか、そういうものは絶対に存在していて、それは文句を言っても意味がないことなんだよね。華やかな意味で捉えられがちだけど、「ドレスコード」っていうのはビジネスにも当てはまるんじゃないだろうか。それが洋服のスタイルなのか、和服のスタイルなのか、民族衣装のスタイルなのかはそれぞれだけど。

バッキンガム宮殿の近衛兵がジーパンとTシャツだったら流石に悲しい。観光客もどよめく。

 

スーツという文化が輸入されなければ、どんな仕事着が定着しただろう。

みんな好きな服を着て仕事すればいい。それが許される世界になってほしい。

でも僕はスーツを着るべきシーンではスーツを着ます。革靴を履きます。カッコいいから。

 

ではまたあした。