ぽろぽろこぼれる

888企劃主宰・馬原颯貴からぽろぽろこぼれる言葉を記録する。

天使のくれた時間。

今日紹介するのはこちら。

 

「天使のくれた時間」

 

2000年製作のアメリカ映画。主演はニコラス・ケイジティア・レオーニ

 

ニューヨークの高級ホテルに住み大企業の社長を務めるジャックが、ある朝起きたら「別の人生を歩んでいた自分」になっていた、と言うファンタジー映画。

その「別の人生」とは、13年前に付き合っていた女性・ケイトと別れなかった未来の自分。

郊外で子供達と暮らし、金には不自由するが暖かな愛がある生活だ。

大富豪として生きてきたジャックは、その不自由な暮らしがどれだけ豊かなものなのかなかなか気づくことができない。

その葛藤やもどかしさが解消され、この生活こそが自分が本当に送るべきものだと気づいたとき、元の生活に戻っている。それはクリスマスの夢だったのだ。

本当の愛に気づいたジャックは、”今”のケイトに会いにいく……。

 

一番好きなのが、別の人生でのジャックが結婚式でダサい歌をケイトに捧げていた時のホームビデオを見るシーン。

今のジャックは「やめてくれよ」と言いながらそのビデオを見るのだが、自分が本当にケイトを愛していたのだということに気づく。

20年前の映画だが、色あせないヒューマンドラマが美しく、お気に入りの映画だ。毎年クリスマスに見たくなる。

 

吹き替えはご存知大塚明夫さんと田中敦子さんのコンビで、ショッピングモールで喧嘩するシーンが最高。オススメです。

 

 

ではまたあした。