低音楽器に憧れる。
僕は合唱で低音を歌う。
ボカリーゼ(歌詞のない、母音や"ららら〜"と歌う部分)を歌う時、楽器をイメージして歌うことがある。
例えばパイプオルガンの、空気を含んだような音質。
例えばコントラバスの、情緒的で滑らかな音質。
例えばファゴットの、柔らかく深みを持った音質。
音質を引き出しとして持っていると、さまざまな曲に対応することができる。イメージが大事だ。何事も。
そんな楽器を、演奏してみたいと常々思う。
ピアノがとにかく苦手で、全然弾けない。
リコーダーもそんなに得意じゃなかった。
唯一弾けるのはギターくらいか。一応弾けると言えるレベルだけど。
楽器って高いしね……。レッスンとか行かないといけなくなるしね……。
っていう話が本題なわけではなく。
呼び名の話がしたかった。
ヴァイオリン奏者はヴァイオリニスト。
ギター奏者はギタリスト。
ドラム奏者はドラマー。
って言う。
チェロ奏者は何というか。
チェロリスト。
……なんか「テロリスト」みたいな響きである。
嘘です。本当は「チェリスト」。
ファゴット奏者はファゴッティスト。
ファゴッターの方がカッコいい気がする。
でも「ファゴッティスト」で正解。文字にするとなんと読みづらいことか。
「コントラバシニスト」、が正解。「ニ」が入る。
トランペット奏者はトランペッティニスト?
やたら長くなった。
「トランペッター」が正しい。
語尾に「er」がつくのは、トランペットとドラムだけらしい。ほかは「ist」。
なんだか不思議だ。
あ、指揮者の「コンダクター」は「or」。
指揮者は「マエストロ」とも呼ぶけど、その場合は偉い先生だったりする。称号らしい。騎士かよ。
今日はなんだか雑学のお話でした。
ではまたあした。