最近気づいたんだけど、888企劃のロゴが砂時計であることに気づかない人がいるらしい。
これである。
砂時計だ。
砂時計が三つ並んでいる。
真ん中は物理的には不可思議な形をしているが、砂時計である。
そしてこの砂時計は8である。
それは言うまでもないのだ。
しかし、みなさんに問いたい。
ご自宅に砂時計はあるだろうか。
我が家には舞台の小道具として使った砂時計がある。
それは「天地無用」と貼ってあり、ひっくり返してはいけない砂時計である。この存在が僕は好きだ。
しかしほかに砂時計はない。
実用している砂時計はない。
必要ないのだ。僕たちに、砂時計は。
ハリーポッターに登場するスラグボーン先生の部屋には、「会話の内容に応じて砂の落ちる速度が変わる砂時計」がある。お洒落な魔法の砂時計だ。実用性には欠けるが。
「逆転時計」というものもある。ひっくり返すと時間が戻る。
大抵の砂時計は3分間を測るものである。
それは本来、紅茶の抽出時間を測るものだが、現代にそれは必要ない。
スマホで3分のタイマーをセットすればいいのだ。
「アレクサ、3分測って」でいい。
Apple Watchを掲げて、「3分測って」でいい。
砂時計じゃあ、3分経っても音は鳴らない。これは不便だ。
むしろ3分なんてなんとなくでいいかもしれない。
「砂時計」と「8」をかけたのには理由がある。
8という数字が好きだ。
生まれ育った名古屋市のマークは漢数字の「八」である。
言うまでもなく末広がりで縁起がいい。縁起が良ければ演技もいい。多分。
「8」を傾けると無限を表す。
砂時計を90度傾けると時が止まる。
すなわち無限であり、永久である。
中学生の時にハマっていたゲームの製作会社は「AAA」、「トライエース」と読む。
こんな名前をつけたいと思ってできたのが888企劃である。「トライエイト」じゃ近すぎるし。はちみつって、かわいいし。
そんな888企劃は、8回目の舞台公演を行う。
お楽しみに。詳しくは……。
ではまたあした。