マスクに慣れすぎた鼻は時折強烈な匂いを求めてくる。
いつも使っているLUSHの香りを変えたくて、新しいものを試してみる。
自分を纏う香りが変わるということは、僕が変わるということではないけれども、自分を構成する何かがよりいっそう強くなるような気がして、好きだ。
香りを強くするということは、自分が周りに与える影響が増すということで、それはつまり自己主張の現れなのかもしれないけれども、悪いふうには捉えずにいきたいものだ。
もしかすると保護しているのかもしれない。外側からくる何かに対して、香りというプロテクトを施すことが、どれほどの防御力となるのかは知らないが。
与えているのか、防いでいるのか、わからないけど、それでも僕が強くなったように思える。
好きな香りを纏った自分は好きだ。
そう思えるだけで、最強だ。
明日も新しい香りを纏いながら生きていこう。
ではまたあした。
本日の宣伝
888企劃プロデュース公演vol.3
「生きてるものはいないのか」
脚本・前田司郎
演出・馬原颯貴
11月25日〜29日
アトリエファンファーレ東新宿にて
来場予約(馬原扱い)
https://torioki.confetti-web.com/form/1243/990
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