ビニールカーテンを張って芝居した。
こんな感じ。
シーリングを当てると客席に反射するので、開場中はビニールカーテンの主張が強めに見えるかもしれない。
けれども、照明をカーテンの中で完結してしまえば、スモークを焚いたかのようなふんわりとしたあかりになる。
配信でみるとこのような感じ。
なかなか、悪くないのでは?
というか、良いのでは????
小屋入りしてからも、フェイスシールドを使うか、ビニールカーテンを使用するのか、悩んでいたけども。この明かりを見て、ビニールカーテンで決めようと、確信した。
最初は紗幕を張ろうと思っていたんだけれども、それでは感染症対策としての意味合いが薄れてしまう可能性があったので、却下。
換気設備の都合上、スモークを焚くわけにもいかなかったし。
前説等では、「感染症対策の一環として」ビニールカーテンを張っている旨を伝えたけれども。
僕としてはそういう意味合いよりも、演出的な意味合いとしての「ビニールカーテン」という選択肢を、演出的に最善の方法として扱ったという意味合いの方が強い。
あくまで、演出的に。
当然、感染症対策という意味合いをお客様が受け取ると思う。
けれども、これはこれで、いい芝居になったんじゃないかなと感じている。
今日明日は別件の撮影である。
これもまた、人と人との繋がりに対しての重要な言葉達が綴られる。
芝居の力を、もっと、感じていきたい。
そんな毎日があることに、感謝をしつつ。
ではまたあした。