「ザ・コア」
子供の頃に見て夢中になったSF作品。
マグマの異常活動で地球の自転が緩やかに遅くなってしまう。
自転が遅くなるとどうなるかが科学考証に基づき描かれている。
まず、マグマによって得られるはずの磁場が弱くなる。
磁場が弱くなるとそれを頼りに飛んでいる鳥たちがまともに飛ばなくなる。
そして地球を覆っている電磁場が弱まると、極地以外で地表に降り注ぐ電子を防ぎきれない。
普段から地表には、太陽からの電子が降り注いでいる。それらは地球の電磁場により絡め取られ、極地にまで達する。
そして空気に触れると、空気中の物質にぶつかり化学反応を起こす。そしてオーロラができる。
磁場が弱まると、電子が磁場に捕まりきらずに極地以外にも降り注ぐ。すると、なんとオーロラが現れるのだ。
……ちょっと急ぎ足だったから解説に雑な部分があったかもしれないけど、そんな科学オタクがドキドキするような描写がある映画って、燃えるよねって話。
地核に向かって掘り進めるシーンは今となっては再度科学考証が必要になるかもね。
ではまたあした。